天窓(トップライト)のある家のメリット・デメリットとは?
ほかの人とは違うおしゃれな住宅に住みたいと考えている人は、天窓のある住宅を建ててみましょう。リラックスタイムを満喫できるだけではなく、子どもの情操教育にも効果的です。今回の記事では、メリットとデメリットについて紹介します。デメリットはありますが、対策も一緒に紹介するので合わせて確認してください。
天窓ってなに?機能や役割を解説
3つの効果を紹介します。人工照明に頼らないので、自宅で過ごしていても光熱費が負担になりにくくなります。ブラインドなどを上手に活用すると、眩しすぎることもありません。
省エネの効果
人口照明に頼らないので、休日に自宅で過ごしていても、光熱費を気にする必要がありません。また、移ろいゆく景色を楽しめるので、自宅でリラックスタイムを満喫できます。
空間活用の効果
屋根などのデッドスペースを有効に活用できます。また、壁に取り付ける窓の数を少なくすると、壁に家具を設置できるのでおすすめです。
防犯の効果
窓から不審者が侵入できないようになっているので、空き巣などの被害に遭いにくくなります。また、室内に洗濯物を干す家庭が増えていますが、洗濯物が屋外から見られることもありません。
天窓のある家のメリット
メリットを6つ紹介します。子どもがいる家庭では、子どもの情操教育にも効果的です。家庭で子どもの知的好奇心を満たしてあげましょう。
採光効果があるので健康になれる
体内時計を正常にするために、太陽光は欠かせません。心の病気になるリスクが低下するので、採光効果がある天窓を採用しましょう。ふんだんに太陽光を取り入れられます。
風通しが良くなる
開閉できる天窓を採用すると、風通しがよくなります。夏場は屋根裏に溜まっている暑い空気を室外に逃がせられるので、室内の温度を低下させる効果が期待できます。寒冷地で生活を送っている人は、三層ガラスを使用したものを採用しましょう。
プライバシーが守られる
都心部などの住宅が密集している地域に住宅を建てると、隣の住宅や道路などから見られているのではないかと不安に思ってしまうときがあります。そのため、リビングに窓を取り付けても、カーテンを常時閉めている家庭もあります。
そこで、天窓を設置すると、住宅密集地であっても、太陽光が室内まで届くようになります。プライバシーを保護できるので、周りの人の視線を感じることがありません。
住宅のデザインが良くなる
外観デザインが美しくなるメリットがあります。ほとんどの住宅では天窓を採用していないので、おしゃれな印象を与えられるでしょう。また、室内で過ごしていても開放感が味わえるので、おしゃれな印象になります。
光熱費を削減できる
太陽光が室内まで届くので、日中は人工照明が不要になります。そのため、光熱費を削減できるでしょう。冬も太陽光が室内まで届くので暖かくなります。エアコンに頼らない生活を実現できるでしょう。
子どもの情操教育に効果がある
子どもの心を豊かにする教育ができます。雲、星、月などを室内から眺められるので、自然を肌で感じられるようになるでしょう。
天窓のある家のデメリットと対策
デメリットはいくつか存在しますが、対策を講じることで解消されます。天窓を採用したい人は、デメリットばかり考えないようにしましょう。
ソーラーパネルの設置面積が減少する
ソーラーパネルを、屋根にたくさん設置したい人にはおすすめできません。ソーラーパネルは南側に設置するケースがほとんどなので、それ以外の方向に天窓を設けるとデメリットが解消されます。
雨漏りのリスク
屋根に穴を開けることで、天窓を設置しているので、雨漏りのリスクはゼロではありません。しかし、天窓のゴムパッキンの劣化や施工不良が原因で雨漏りが発生するので、保証期間内であれば、無償で修理してもらえます。業者を選ぶときは、これまでの実績も参考にしてください。
掃除が大変
高い場所にあるので、日常的に掃除するのが難しくなります。柄の長いモップを使用すると窓の高さに届くでしょう。また、最近では汚れが付着しにくいガラスを採用している業者もあります。
エアコンの効率が低下する
窓の数が増加すると、気密性が低下しやすくなります。複層ガラスを採用すると、気密性が向上するのでおすすめです。
眩しすぎる
夏のように暑い季節は、太陽の光が眩しすぎてしまいます。室内で過ごしているのに、日焼けの心配をしなければいけません。カーテン、ブラインド、スクリーンなどで灯りを調節しましょう。
雨音が響く
天窓に雨が当たるので、音が響いてしまいます。廊下などに天窓を設けましょう。音が響いても支障が無い場所に天窓を設置することで、生活を送っていてもストレスになりません。
まとめ
天窓を採用している住宅の数はそこまで多くないので、気になる人は早速採用してみましょう。この際、業者選びを慎重に行うようにしてください。これまでの実績を確認するだけではなく、こちらの要望にも耳を傾けてくれるかどうか確認します。
また、専門家の視点から建設的な意見を提案してくれると助かるので、そのような業者が提供しているサービスを利用しましょう。