新築に起こりやすい「シックハウス症候群」とは?原因や対策方法を解説

公開日:2023/09/15  

シックハウス

入居直後に体調を崩してしまうのは避けたいですが、気を付けなければいけないのがシックハウス症候群です。さまざまな症状が出現するので、気を付けなければいけません。家庭で取り組める予防法があるので、気になる症状が出現したときは試してみましょう。特に、入居直後は症状が出現する確率が高いので注意してください。

シックハウス症候群とは何か?

用語の定義を紹介します。

住まいに関する健康障害の総称

目がチカチカする、鼻水が止まらない、喉が渇く、吐き気や頭痛がするなどの症状が出現します。建材などから発生する化学物質などが影響していると考えられています。ただし、医学的に確立された疾患ではありません。

なぜ新築でシックハウスが起こりやすい?

原因は2つあります。新しい建材に化学物質が多く含まれているので、入居直後は気を付けましょう。

化学物質によるもの

症状を予防するための絶対的な指標が示されていませんが、化学物質が原因の1つであると考えられています。日本では、13種類の化学物質の濃度指標値が示されているのが特徴です。たとえば、ホルムアルデヒドは、接着剤や防腐剤で使用されています。

濃度指標値は0.08ppmです。トルエンは、塗料溶剤で使用されています。濃度指標値は0.07ppmです。キシレンは、塗料溶剤で使用されています。濃度指標値は0.20ppmです。トルエンとキシレンは同じ用途で用いられていますが、数値に違いがあります。これらのほかにも、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレンなどの数値が示されています。

カビやダニによるもの

日本では梅雨から初夏にかけて、カビやダニによる健康被害が多く報告されます。カビの胞子を含む空気を吸い込むことで、疲労感やだるさが生まれてしまいます。アレルギー症状が出現するので、病院に通うとシックハウス症候群を疑われることもあるでしょう。

カビやダニを取り除くために、ソファ、じゅうたん、畳はこまめに清掃を心がけるようにしましょう。

シックハウス症候群の主な症状

さまざまな症状が出現します。風邪や花粉症と類似した症状に苦しむことになります。自宅や会社で症状が出現するときは、シックハウス症候群を疑いましょう。

全身の症状

めまい、吐き気、嘔吐などの症状があります。風邪や胃腸炎のような症状に苦しめられます。

刺激感、乾燥、鼻水が症状として挙げられます。

チカチカする、涙目などの症状があります。こちらの症状は、花粉症などと類似しているので見分けが付きにくいですが、自宅や会社で過ごしているときに症状が出現して、屋外で過ごしているときや旅行先などで過ごしているときに症状が出現しないときは、自宅や会社に原因があると考えられます。

唇の乾燥や咳などの症状があります。咳がひどいときは、気管支に炎症が起こってしまうときがあるので注意してください。

口と同じように喉も乾燥します。

シックハウス症候群の予防法

症状を予防できるようになっているので、自分と家族の健康を守るためにも取り組みましょう。住宅の気密性が間接的な原因になっている事実を受け止めましょう。

住宅の気密性が間接的な原因になっている可能性がある

夏は涼しくて冬は暖かい住宅で暮らしたいと考えている人が多くいます。1年中室内の温度を一定に保てるようになっているので、気密性が高く断熱性能が優れているのが特徴です。しかし、気密性が高くて断熱性能が優れている住宅が、シックハウス症候群の間接的な原因になっていることも事実です。

換気性能が優れた住宅を建てる

窓を開放して換気することを自然換気といいます。優れた換気性能とはこちらのことを指すのではなく、機械換気のことを指します。機械換気とは、ダクトやファンから換気することです。常に新鮮な空気が室内に充満しているので、カビやダニが発生しても、汚れた空気を吸い込む確率が低下します。室内に化学物質が充満することが無いので、自宅にいても苦しくならないでしょう。

自然素材を使用する

化学物質を含まない材料を採用することで、化学物質が原因となるシックハウス症候群に苦しまなくなります。合板にはホルムアルデヒド、合成ゴムにはスチレン、家具にはトルエンやキシレンなどが使用されているので、これらをできる限り使用しないようにしましょう。

とくに、アレルギー体質の子どもがいる家庭では避けるようにします。新生活を健康的に始めるためにも、事前の準備をきちんと行いましょう。

24時間換気システムを止めない

新鮮な空気を常に取り入れるようにしましょう。電気代が発生しますが、2003年から24時間換気システムの設置が義務付けられているので、健康被害に遭わないようにしましょう。また、自分でも窓を開放して自然換気することを忘れないようにします。

まとめ

風邪や花粉症と症状が似ているので、引っ越しで疲労が蓄積してしまったと勘違いしてしまう人も多くいるでしょう。2003年から24時間換気システムの設置が義務付けされていて、新鮮な空気が常に室内を循環しているので、化学物質が充満した室内で生活を送る確率は低下します。

しかし、自分でも窓を開けて自然換気するなどの取り組みが必要です。体調を崩さないように気を付けましょう。

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